北摂で柴犬くんと暮らす日々

暮らしの中で気づいたことを書き綴る日記です。

NHKスペシャル 驚異の庭園 を見ました

NHKスペシャル「驚異の庭園」では、足立美術館桂離宮や海外の日本庭園が紹介されていました。

中でも、1年間足立美術館の庭師に密着したドキュメンタリーは、日頃見ることのない、裏方仕事が見れて興味深かったです。

あの広大なお庭をたった5人の庭師で管理していたり、紅葉が地面に散っているのを、お客様が入場される午前9時までに必死で1時間30分掃除し、塵一つない状態に仕上げたり、あの美しいお庭は、裏方の必死の努力によって成り立っていることを知りました。

www.nhk.jp

私の一番好きな美術館は、足立美術館なので、素敵な映像が見れてうっとりしました。足立美術館は、美術館自体が美術品のようで、外に出て庭を見ても美しいのですが、美術館からは、窓枠が額縁の役割を果たして、庭が絵画のように見えるように設計されています。

足立美術館が、アメリカの日本庭園雑誌のランキングにおいて、1位ということは知っていたのですが、「アメリカの?」「日本庭園雑誌?」「何だ、そりゃ?」と、長い間ずっと疑問に思っていたのですが、番組を見て、その謎が解けました。

海外には日本庭園ファンがいるのです。その方たちが読む雑誌なんですね。そんな熱狂的なファンが世界各地にいるなんて知りませんでした。で、番組では、チェコで日本庭園を造園したガーデナーが紹介されていました。全然気候の違う地域で、日本と同じ植栽をデザインするのは難易度が高いと思われますが、世の中には色々な方がおられますね。

足立美術館は、島根県安来市にあります。ぶっちゃけ、アクセスしにくいですが、とても素敵なところなので、まだ行かれていない方は、ぜひ訪れてみてください。美術館の収蔵品も素敵で、横山大観の絵も心ゆくまでゆったり楽しめます。また、車で40分のところには、玉造温泉、1時間20分のところには、出雲大社がありますよ。

ブラッシュアップライフ その2

先日すごく良かったと書いた日本テレビのドラマ「ブラッシュアップライフ」ですが、アジア・テレビジョン・アワード 2023の最優秀脚本賞を獲り、海外でも評価されているようです。Netflixを通じて「Rebooting」というタイトルで海外でも配信されています。

ドラマの中で、昔流行った曲やドラマの話がよく出てきましたが、どうやって翻訳されているのでしょう?まぁ、普通にそのまま訳してるのかな。そこは伝わらなくても、ドラマの本質である「友情」は、万国共通ですもんね。

Voicyという音声配信サービスで、評論家の佐々木俊尚さんが、このドラマを評して、「女子会版東京リベンジャーズ」だと言っていて、笑ってしまいました。確かに、ループもの+友情もので、共通しています。でも、同じテーマであっても、女性と男性では、こうも違うのかというのが興味深いです。

私は、ドラマ中の会話がとても心地良いと思ったのですが、あれは女子会トークなのですね。佐々木さんは男性なので、自分が入ると女子会トークにならない。なので、このドラマを見て、女子会ではあぁいう風に「そーそーそー」と相槌を打って共感を示すことを知ったというようなことを仰っていました。

このドラマの脚本は、バカリズムさんです。男性でこんなに女子会トークを理解しているなんて凄い。もし女性がこのドラマの脚本を書くとすると、現実と同様、もっとドロドロ要素を入れてしまうと思うんです。ドラマとして見るなら、私はドロドロ要素も好きだし、当たり前のように思っていました。けれども、それがなくてもこんなに面白い脚本がかけるなんて、やはりバカリズムさんは素晴らしいです。

 

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東京ブギウギ

昨日も書きましたが、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」を見ています。第91回の放送で、あの名曲「東京ブギウギ」が遂にお披露目されました。見事なステージングで、感極まりました。

東京ブギウギは、1947年に発表された笠置シヅ子さんの代表曲で、作曲は服部良一さんです。

服部良一さんは大阪出身で、若い頃、千日前の鰻料理店の「いづもや」をアピールするために結成された「出雲屋少年音楽隊」に入っていたそうです。あの時代には、宝塚歌劇団や、大阪松竹歌劇団などもあって、昔から民間企業が舞台芸術を支えていたのですね。

「東京ブギウギ」のピアノ伴奏をしたことがあるのですが、左手のジャッカ ジャッカ ジャッカ ジャッカというリズムを、くずれないように弾くのが大変でした。でも、この曲を弾くと、皆さん楽しく歌って下さいました。

そうそうそんなこともあったなぁと思い出しながら今朝散歩していると、近所の家から、掃除機の音とともに、「東京ブギウギ」の鼻歌が聞こえてきました。

これって絶対スピってますよね!!!

戦後、心に傷を負った人々を元気づけた歌が、時代を超えて、令和の時代の人々も楽しませてくれています。

ブギウギ

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」を楽しく見ています。戦前から戦後にかけて活躍した歌手 笠置シヅ子さんをモデルにしたドラマです。

まず、オープニングの映像が素晴らしいです。恐らくかつてのNHK人形劇のオマージュと思われるからくり人形が、ハロウィン風の不気味な様相で踊っています。それに合わせたアニメーションがとても凝っていて東欧風の色合いが素敵です。

同じ朝ドラで「おちょやん」のオープニングも、いぬんこさんの絵が可愛らしく大好きでした。今回の映像も毎回見ても見飽きることがありません。

そして、このドラマはキャスティングが素晴らしいです。笠木シズ子役の趣里さんは、歌って、踊って、コメディエンヌとしての間合いもバッチリで、人を惹きつけます。

対照的に風格のある淡谷のりこ役の菊地凛子さんも存在感があります。また、ベテランの近藤芳正さんは言うまでもなく、お笑いタレントの黒田有さんもいい味を出しています。

中でも、私のお気に入りは、吉本興業の創業者 吉本せい役の小雪さんです。まず、初登場時の威厳のある佇まいに、圧倒されました。そして、毎回あまりの恐さにドキドキしながら見ていました。一番好きなのは、第81回のマネージャーが結婚の許しを得ようと土下座をしたときのシーンです。ドスの効いた声で

  「くさい芝居はやめっ」

カーッ、痺れました。

抒情的な音楽が流れ、感情を揺さぶられている状況なので、朝ドラだし丸く収めて、結婚を許すのかなと思ったら、このセリフです。脚本も素晴らしいです。

雰囲気俳優と思っていましたが、演技派なのですね。雰囲気俳優としての小雪さんも大好きですが、今回の演技にすっかり魅了されました。

もしも次の「極妻」があるとすれば、主演俳優は小雪さんで決まりです!

憧れの桐の米びつ

長い間、プラスティックの米びつを使っていたのですが、とうとう桐の米びつを買ってもらいました!プラスティックは、丈夫だし、軽いし、使い勝手も良いのだけれど、なぜか愛着が持てないんですよね。そして、壊れないから買い替えにくい。でも、もう十分使わせてもらったということで、新しいのをGETしました。

桐製の米びつは、見た目もかっこいいし、マスで米を取り出すと手触りが良くて、寒い日の米洗いも、「よっしゃ、やろう」という気になります。


f:id:konpiradog:20240209131901j:image増田桐箱店の5kgのライスストッカー

蓋が透明になっていて、米の残量がすぐにわかるので便利です。そして、マスは上の蓋に磁石でくっつくようになっているので、米に埋もれたマスを探す必要はありません。素敵なデザインでとても気に入っています。これは白っぽい色ですが、茶色っぽい色の柿渋塗装のものも販売されています。

そういえば、柴犬くんにお米をあげたことはありません。ですが、キッチンのゲートをすり抜け、生米をバクバク盗み食いしたことがありました。生米ですよ!結果、消化不良の米をいっぱいお尻から排出しておりました。

また、草むらに落ちていた「おにぎり」を食べ、腐っていたのか、お腹を壊したこともあります。私の瞬発力では、柴犬君から取り上げることは無理なので、どうかおにぎりを落とさないで欲しい。。。

和犬だからなんでしょうか。お米が大好きみたいです。災害かなにかで、ペットフードが手に入らなくなっても、しばらくは一緒にお米を食べてしのげそうです。

お散歩時のあったか装備

手袋の右手親指の部分に穴が空いてしまいました。柴犬くんが小さい時は、噛み噛みして穴を空けられたのですが、今回は単に摩耗してしまったようです。

利き手をよく使うからか、毎回右手に穴が空くんですよね。左手の手袋がたまっていく…と思って、ふとメルカリを見たら、驚くべきことに、片方だけの手袋って、結構販売されているんですよ。片っぽだけ落とすこともありますもんね。

さて、私のお気に入りの手袋は、モンベルのシャミースの手袋です。アウトドア製品は丈夫で機能的なので重宝します。シャミースの手袋は、肌触りが良く、軽くて嵩張らず、携帯するのに便利なので、何度もリピートしています。

でも。毎回同じでもつまらないなぁと思って、今回は、暖かさを1段階UPさせて、クリプラス100の手袋(¥2,310)を購入しました。私の場合、レディースだと通常、Mサイズが丁度良いです。ですが、この商品は男女兼用で、Mサイズだと、指先の生地が余ってしまいます。男性の手はごっついだけでなく、指も長いということなのですね。で、Sサイズを購入し、付けてみると、やはりシャミースよりも暖かいです。

そして、雪がちらつく寒い日のお散歩は、手指の先、足先も冷えますが、なんといっても、耳がじんじんして痛くなります。というわけで、耳当ても購入しました。「ハリーツイードイヤーマフラー」3,850円です。電車に乗っているときに、つけてる人がいて「カワイイ!」と一目ぼれし、Amazonで発見して、即購入しました。

まだまだ寒い日が続きますが、おニューの手袋と耳当てで、朝夕のわんこの散歩をなんとか乗り切ろうと思います。

犬のおやつに鹿の角

近所のラブラドールちゃんの歯が真っ白なので、飼い主さんにどうやってるのか聞くと、いつも木をガジガジしているからとのこと。

うちの柴犬くんは木をガジガジすることもあるけれど、しょっちゅうはやらないので、歯石がついています。歯磨きしてあげればいいのですが、毎日やるのは億劫です。

そんな時に、歯が真っ白の柴ちゃんがいたので、その飼い主さんにも聞いてみました。すると、「鹿の角を噛んでるからかなぁ」との返事。

「鹿の角!」

で、早速、注文しました。15cmのもの2本で2,800円でした。柴犬くんに鹿の角を渡すと、大変喜んで夢中になってガジガジしています。歯は真っ白とまではいきませんが、歯石がとれています。歯が摩耗したり、欠けたりしないよう、1日10分程度見守りながら与えようと思います。ストレス発散や、おやつとしてもGOODです。

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鹿の角は、1年で生え変わります。春に角が生えはじめ、血管が通っていますが、秋には血流がストップします。その血の名残が、ワンコを病みつきにさせるそうです。

購入される際は、古い角だと興味を持たないようなので、新鮮で加熱殺菌したものを選んであげてくださいね。