北摂で柴犬くんと暮らす日々

暮らしの中で気づいたことを書き綴る日記です。

久々に本屋に行く

一年ぶりくらいに本屋に行った。以前は、週に一度は、ジュンク堂や、蔦屋書店に行っていた。しかし、行動範囲が狭まったのと、Amazonで事足りるようになったため、実店舗には行かなくなっている。

今回、イオンタウンの町の本屋さんに行ったのだが、実用書がいっぱいで、ワクワクした。「きょうの料理の2月号の表紙が、今まであまり見たことのないようなデニム色」だったり、「100分de名著の2月のテーマは、ローティ」だと知ったり、古本の棚が幅を利かせていて「サンデル教授の本」が安くなっていたりするのを、眺めるだけで楽しかった。

女性はアパレルショップで目が爛爛する人が多そうだが、私の場合は本屋だ。色々な棚を渡り歩いて、あれにしようか、これにしようかと、長い間悩み、やっとの思いで決心して、購入する。でも、たいていの場合、積ん読になって、読まない。本を読むことではなくて、本を選ぶ時間が、好きなのだと思う。

ウキウキの勢いに任せて、

  理学療法士 Hiromiさんの「すき間10秒クセづけ」という本を購入!

運動しないでも、1日の中でちょこちょこクセ付けをすれば、体形を変えれるということが書いてあり、骨や筋肉の図解がわかりやすく掲載されている。

これならできそー。

パソコンを見たりするときに、背筋が丸くなりがちなので、正しい姿勢を維持するにはどうしたら良いか考えてたところだった。

また、最近、ローザンヌ国際バレエコンクールで踊る16歳のときの熊川哲也さんの動画を見て、「姿勢ピン、かっこいい~。」と思ったのもある。(自分に関係なさすぎ)

さて、売れる本のテーマは、金儲け、英語、ダイエットらしい。どれも手に入れるための王道が定まっていないためか、とにかく色んな本が出回っている。

この本もダイエット本に属するのかもしれないが、いやいやこれは安直なダイエット本ではなく、体づくりの本なのだ。安易には結果は出せず、結局、地道な努力が必要なのはわかっている。わかった上で、ちょっとは痩せたらいいななどと淡い期待をいだいてる。

犬用ササミジャーキーを作る

公園でよく会う犬仲間さんが、ジャーキーを手作りされていると聞きました。どうやって作っているのか聞いてみると、ドライフルーツなどが作れる「フードドライヤー」なる調理器具を購入して作っているそうです。犬への愛ですねぇ。

Amazonで見てみると「フードドライヤー」4,000円~10,000くらいが相場のようです。調理時間は、器具の種類、肉の種類、肉の厚さによって異なり、3時間~12時間と様々です。

さて、フードドライヤーがなくても、オーブンでもジャーキーは作れます。作り方は下記の通り。

  鶏のささみや、鶏の胸肉、牛の赤身などをできるだけ薄く切る。

  オーブンに並べ、120度で1時間、裏返して1時間焼く。

  白い部分がなくなって、全体が乾燥していれば完成です。

もう少し早く作りたいなら、温度を高くすれば早く焼けます。ただし、低温でじっくり焼くほうが旨味が凝縮されて美味しいです。

私は、フードドライヤーを持っていないので、「オーブンで焼こう」と思ったのですが、「いや待てよ。どこかでドライフルーツの作り方を見たような気がする」と思って考えてみると、「そうだ、うちのヘルシオ ウォーターオーブンだ!」と思い出しました。

ヘルシオのレシピ集を見ると、ばっちりドライフード(おつまみ)のレシピが載っていました。ドライフートメニューを選ぶと、2時間30分で出来上がります。白い部分が残っていたら、時間を追加します。

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家でジャーキーをつくることの

 デメリット:面倒くさい

 メリット:安くて安全がものをペットに与えることができる

<ジャーキーづくりのコツ>なるべく薄く切る。
  でないと、白い部分が残って、焼くのに時間がかかってしまいます。

肉の量は、オーブン2段で300gぐらいまでがいいと思います。それ以上だと、切るのも大変だし、オーブン皿が密集してしまいます。

宜しければ、ぜひ一度作ってみてくださいね。

人の作品を取り上げるときに大事なことは?

漫画家さんの痛ましい死で、原作者とドラマ制作者の関係性が問題になっています。

私が視聴者として、漫画や小説から、アニメやドラマや映画になった作品を見るときは、全く別物と思ってみるようにしています。同じものと思って見ると、ストレスになることがあるからです。そして実写になったときに、どこが原作と違うか見るのを楽しんだりもします。

一方、クリエイターは血を吐く思いをして、作品を生み出しており、作品は自分の命そのもののようです。

パパラッチのことを言っているので、趣旨はずれますが、Todd Rundgren Golden Gooseという歌を思い出しました。

Everybody wants an egg from the golden goose
But no one cares if they're the one who kills the golden goose

誰でも金のガチョウの卵はほしいものさ
だけどそのガチョウを殺したのが彼らでも、誰も気にしやしないのさ』

卵は欲しがるのにガチョウはないがしろにされるというのは、クリエイター共通の苦悩なのかもしれません。

私は何かを創り出しているわけではないので、クリエイターの気持ちはわからないのですが、卑近な例をあげれば、家をリノベーションしたときに、マイホーム雑誌の方が取材に来られたことがありました。どんな風な記事になっているのか楽しみにしていましたが、届いた雑誌を見て正直がっかりしました。

建築家さんたちと話し合いを重ねて決めた家への思いやこだわり部分-元の家のままの頑丈そうな梁、雰囲気のある珪藻土の壁や、迷いに迷って選んだ朱色の扉-がフィーチャーされていなかったのです。

私もブログで他の人の作品を取り上げることがあります。その時に大事なことは何かと考えてみると、

  クリエイターに敬意をはらうこと

  本質を見抜いたうえで、作品を取り上げること

だと思いました。本質をとらまえる力を磨いていかないといけませんね。

少しばかりの手作りジャーキー

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家で人間が食事をするとき、その前にドッグフードをあげて、柴犬くんが辛い思いをしないようにしてはいます。ただ、それでもやはり、恨めしそうに人間を見つめることがあります。

犬なんだから、人間と同じ食べ物を食べるわけではないとか、犬用フードが犬にとっては栄養的にベストなんだということはわかっています。でも、犬にとってそれが本当に良いのかなぁと思うこともあります。

体調を崩して食欲がないワンちゃんに、肉や野菜を茹でたものを与えると食べ、その後も、固形フードを嫌がるというのはよく聞きます。犬にもちゃんと味覚があるんですよね。

人間だって、健康に良くないと知りつつ、酒や揚げ物、砂糖たっぷりのケーキをいただきますし。

それに、昔は当たり前だったことが、今ではありえないことになることは往々にしてあります。

例えば、NHKで放送している時代劇「あきない世傳 金と銀」は江戸時代の商家のお話で、「おなごし」と呼ばれる女中がでてきます。丁稚は男なので子供であっても人間とみなされるのに対して、女中は大人になっても人間とはみなされません。主人の食事中は、部屋の入口で正座をして待っています。(※ちなみにこの作品には柴犬があざとかわいくでてきますよ。)

また、映画「ビリー」では、黒人女性ジャズシンガーのビリー・ホリデイが、苦境から立ち上がり、人気歌手になります。しかし、人気絶頂の1930年代において、まだまだ米国には黒人差別がありました。ステージが終わって、バンドマンがレストランで食事をしても、ビリーはレストランにすら入れないことがありました。

このように、権利がアップデートされて、「犬の固形フードは当たり前」だったのに、いつの日か「犬だけ固形フードなんてありえない」なんて日がくるかもしれません。

水上勉氏の小説「土を喰らう」では、5月に筍の話が出てきます。生家は竹に囲まれていたのに、自分たちの土地ではなかったため、地主からは筍を1、2本わけてもらうだけでした。「どこの戸をあけても、藪じゅうが筍だらけなのに、生つばを呑んで暮らした5月の、あの他人の藪の眺めは一生わすれていない。」とあります。

柴犬くんも「人間だけ美味しいものを食べて、この気持ちは一生忘れない」とか思っていたらめっちゃ嫌だなぁと思い、せめてもの気持ちとして、人間の食事終了後には、少しばかりの手作りジャーキーをあげています。

 

ペットロスに備えて

犬を飼うと決めた人はみな、「その日」がやってくることを、心の隅に留め置かなければなりません。犬の平均寿命は、15歳くらいなので、通常は飼い主が看取ることになります。

その日が怖いなぁと怯えているのですが、あと10年くらい先のことなので、余裕のある今のうちこそ考えておきたいと、伊藤秀倫さんの「ペットロス いつか来る「その日」のために」という本を手に取りました。

ペットロスの一番しんどいところは、人間が亡くなった時、もしくはそれ以上に堪えるのに、他の人から「動物が死んだくらいで」と捉えられることのようです。

自分もペットを飼ったことがないときは、「それぐらいで」とまでは思いませんでしたが、その悲しみを理解できてなかったと思います。今なら「ペットは家族」と思っていますが、あの頃はそう聞いてもピンときませんでした。

ペットロスに対してできることはほとんどなくて、自分でも手に負えない悲しみが襲ってきてどうしようもなくなるけれども、それだけ愛情をかけていたのだから、そうなるのも当然だということを知っておくことが重要のようです。

また、自分の悲しくてしょうがない気持ちを他の人に聞いてもらうことも大事のようです。かつて、テキパキと仕事をこなしていた会社の先輩が、ペットが亡くなってから、憔悴しきっているのを目にすることがありました。自分は話を聞くぐらいしかできなくて、しかも今思うと全然わからず聞いていたのだけれど、それはそれで正解だったんだなと思いました。

今普通にあること、例えば、足元の気配、ふわっふわの撫で心地、撫でると潤んでくる瞳、何とも言えない匂い、くぅんくぅんと甘える声、その全てがとても貴重なものなんだと気づかされました。

さて、今朝、駅の前を散歩させていると、遠くから柴犬くんを呼ぶ声が。。。柴犬くんが足を止めて、じっと見ると、駅のホームに、最近2匹のわんちゃんを立て続けに看取られたご夫婦が、電車を待っていらっしゃいました。柴犬くんは突進していきますが、もちろん改札には入れません。

きっと、あのご夫婦は電車に乗ってから亡くなった子たちのことを思い出すんだろうなぁと思いつつも、柴犬くんを大声で呼んでくれた奥様の明るい笑顔が心に残りました。

犬のキャラ

外食して美味しいものを食べていると、夫が「柴犬くんが人間だったら、一緒に美味しいものを食べれるのに」とよく言う。

けれど私は、柴犬くんが人間だったら、多分一緒に食べていないと思う。

我が家の柴犬くんは性格的に、老犬には敬意を示す風だが、弱い犬や子犬、メス犬は基本、馬鹿にしている。けれどもアネゴ肌のメスには甘える。そして、血気盛んな若いオスに喧嘩を売られると必ず買う。

人間に対しては、「この人はおやつをくれる人だ!」と思うと、いい子のフリをしたり、かわい子ぶったり、しがみついたり、あの手この手を使って、必ずおやつをゲットする。

そして騒ぎが大好き。花火も好きだし、バイクの音も好き、何にでも興味深々である。

彼が人間だとすると、絶対「ヤンキー!」

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私はどちらかというと、良い子な感じで生きてきたので、絶対合わない。彼が人間だとしても、多分友達にはなってない。

友人が家に来た時「静かな家に、こんなヤンチャな子がいるのうけるー!」とケタケタ笑っていたが、本当にそう。全然合ってない。

でも、ペットだから愛おしい。飼う前は、犬にも人間のように性格があるなんて、全然知らなかった。そして、自分や夫と全然違うタイプのキャラが家にいるのは、実は刺激があって結構楽しい。

 

犬と話ができれば

1月28日、大谷翔平選手がニューヨークでの全米野球記者協会の夕食会に出席していました。その帰りのプライベートジェットの写真が公開されていましたが、それは、愛犬のデコピン君が、ひろ~いソファで、すやすや眠る画像でした。

最近、飛行機搭乗中、緊急脱出時にはペットを連れだせないことが、話題となっていましたが、どうやら「プライベートジェット」が解決策のようです。残念ながら、凡人には不向きですが。。。

犬を飼うことの難点の一つは、遠出の旅行が難しくなることです。東北や北海道に行きたい。でも柴犬くんをお留守番させるとなると、心が痛みます。

ペットを飼ってない人には「ペットホテルは?」と聞かれるのですが、ちょっと外出するだけで、あんな悲しい目をされるのに、数日空けるのは難しいです。

我が家の柴犬くんは、人懐っこいし、豪胆なので、他の人や知らない場所も全然大丈夫。そんな彼でも、飼い主がいない環境で何日か過ごすとなると、精神的に相当不安になると思います。

「〇日で帰ってくるからね」という言葉がわかれば、彼も安心して待ってくれると思うのですが、いくら賢い犬でもそれは無理ですからね。

まぁ、関西周辺でも行っていないところはたくさんあるので、一緒に車で旅行するのを楽しみたいと思います。