朝、犬の散歩をしていると、よそのお家の塀の間から、ひょこっと動く物体がある。
ズッキュ~ン♡
柴犬の子犬だ。
飼い主さんは、一人暮らしの高齢マダム。颯爽とした方だが、半年前、先代犬が亡くなり、生気を失っておられた。それが、また子犬を迎え入れて、元気を取り戻されたようだ。
犬を飼いたいけれど、先のことを考えると、飼えないという高齢の方によく出会う。
だけど、本当は、高齢の方こそ飼った方が良いと思う。毎日散歩をして、犬仲間とおしゃべりして、ペットに癒してもらって、生活が潤う。
先ほどのマダムは、近くに子供が住んでいるということで、何かあったら助けてもらうことができるので、飼うことができたのだろう。
けれども、そうでなくても、ビジネスで飼える仕組みを作って、解決できたらいいのにと思う。