北摂で柴犬くんと暮らす日々

暮らしの中で気づいたことを書き綴る日記です。

柴犬に社交欲を学ぶ

私は人は好きなのですが、独りも好きなので、独りでいることが全く苦ではありません。1週間、誰とも喋らなければ、さすがに辛くなると思いますが、在宅ワークでも問題ないと思います。

 

ですが、うちの柴犬くんは、大層な人好きです。散歩に行くだけでは納得せず、誰かに会って挨拶しないと、気が済まないようなのです。

 

散歩の終盤、誰にも会わずに家に着きそうになると、お座りをして、人が歩いてくるのを待ちます。そして、人が歩いてくると「撫でて」とアピールし始めます。

 

もちろん、歩いてくる人が犬好きとは限りません。「いやいやこの人絶対犬に興味ないやろ」という人にも、「もうこの際、誰でもいいので」と近づいていきます。そして、無視されると、「いや、別に待ってたわけではないので」と何事もなかったかのように帰路につきます。プライド高男です。

 

当然、知っている人に会うと、足にじゃれついたり、飛びかかったりして、喜びを表現します。知らない人にでも、撫でられるとすぐにゴロンと横になって腹を見せます。「おいおいおいおい、君には警戒心ってものがないんですか」とあきれると同時に、すぐに胸襟を開く態度に感心します。

 

 

今まで、仕事帰りに飲み屋に行く人の気持ちがよくわからなかったのですが、うちの柴犬くんから「社交欲」というものが存在することを学びました。私は料理をしたり、ピアノを弾いたり何かに打ち込むことがストレス発散になるのですが、「社交欲」の強い人は飲み屋に行って、色んな人と話をすることがストレス発散になるんですね。

 

ちなみに、「なんてフレンドリーな犬なんでしょう」と思ってくださった方には残念なお知らせなのですが、うちの柴犬くんが心を許すのは大人の人間と近所の犬仲間だけです。それ以外には、非常に残念な態度で接しますので、あしからず。。。