北摂で柴犬くんと暮らす日々

暮らしの中で気づいたことを書き綴る日記です。

死ぬまでに一度は猫を飼ってみたい

NHKオンデマンドで、保坂和志さんの「ネコメンタリー」を見ました。

「ネコメンタリー」はNHKのテレビ番組で、作家やアーティストが猫と暮らす様子を撮影したドキュメンタリーです。

私はこの番組が好きで、角田光代さんや村山由佳さんなどの回も観ています。この番組に出演される方々は、もちろん猫好きばかりで、猫がテーマでなければきっとこのテレビオファーを受けなかったのではないかと思います。日常生活がばっちり切り取られてしまいますからね。きっと「愛猫を記録に残したい」という思いで出演されているのではしょう。

私はあるがままの人々を見るのが好きで、ドキュメンタリーが好物です。また、人々の暮らしにも興味があるので、「ネコメンタリー」でお家の様子がわかるのがとても面白いと思っています。

あっ、でもこの番組、人じゃなくて、猫を見る番組でした。私は、犬しか飼ったことがありませんが、「猫派か、犬派か?」と問われれば、多分「猫派」。そして、死ぬまでにやりたいことの一つは猫を飼うこと。でも、今は、家の仕様がオープンキッチンだったりするので、当分は飼えません。お皿や醤油瓶を、「エイッ」と床に落とされそうですから。

保坂氏は、外猫のシロちゃんに体調を気遣いながら、1日何度かに分けて餌をあげています。猫中心の生活です。しかし、驚くべきことに15年も餌やりをしているのにもかかわらず、シロちゃんは一度も体を触らせてくれたことはないとのこと。保坂さん、めっちゃ尽くしてます。

「なんで猫にそんなに尽くすのか?」などという質問をしようものなら、「高校球児に「なんでそんなに一生懸命野球するのか?」って聞かないでしょ。なのにどうして猫の世話についてはそんな質問をするのか」と言います。

猫崇拝です。

確かに、ペットの世話は大変で、私も犬の散歩で、毎日、寒い日も暑い日も朝夕1時間ずつ合計2時間費やします。冷静に考えると、2時間って結構な時間です。「まるで犬の奴隷やな」と思うこともありますが、何故だかお世話させてもらってます。

でも私は、保坂さんの境地に辿り着くには、まだまだかかりそうです。やっぱり見返りが欲しい。撫でたいのです!!!