北摂で柴犬くんと暮らす日々

暮らしの中で気づいたことを書き綴る日記です。

新たな食体験☆足寄のチーズ「幸-sachi-」

以前から何となく行きたいと思っていた芦屋の谷崎潤一郎記念館に行ってきました。

せっかく芦屋に来たのだからと、15分ほど散歩してみると、ドイツパンの店「ベッカライ ビオブロート」を発見。名前は知っていましたが、入るのは今日が初めてです。期待に胸を膨らませて、中に入ってみましたが、残念。日曜日の14時頃で、ほぼ売り切れていました。

この無念を晴らすべく、再び歩き出すとすぐに「メツゲライ クスダ」がありました。扉を開けると、ハムやソーセージなどを量り売りしている様子が伺えました。加工肉のお店です。色々な種類があって目移りしますが、取り急ぎ、一番上の段のチーズ100gとシンケンブルスト(ハム)100gを、伝票に書き込んでお店の人に渡しました。

お勘定の順番が回ってくるまで時間があったので、購入したチーズの説明を何とはなしに見ていると「足寄」の文字が目に飛び込んできました。あっ、これ昨日なんかで見た。これで「あしょろ」って読むんだよな。でも何で見たか全然思い出せない。何だっけ?連れ合いに聞いてみると「サラメシ!」とのことでした。

「サラメシ」は、「働くオトナの昼ゴハン」をテーマにしたNHKのテレビ番組です。ウチは、テレビを置いてないのですが、990円を払ってNHKオンデマンドの動画配信サービスを利用しています。

その料金は、夫が払ってくれているのですが、驚くべきことに、夫は「サラメシ」を見るために配信サービスに加入しているとのこと。いや、良い番組だと思いますよ。中井貴一さんのナレーションがすごくおもしろいし。でも、娯楽番組で、そこまで好きとはビックリです。

で、そういえば「足寄」を見たのは、サラメシだったなぁと思い返してみて、「あれっ!?、サラメシに出てたのは、今買ったチーズの生産者さんじゃん。」と気付きました。

これって、絶対スピってますよねぇ!!!

昨日テレビで見た小さな工房のチーズを、翌日、偶然見つけるってすごくないですか?

 

早速、家に帰って食べてみたところ、最初の感想は、まさかの「ん? 独特な匂い。そして、美味しいかどうかよくわからない。」

いつも食べているプロセスチーズと全然別ものなんです。プロセスチーズって、一口食べると「あぁ、美味しい」ってなりますよね。それとは全然違うんです。

でも、このチーズは食べ進めると、なんだか味に深さを感じて、もう一口食べたくなるのです。ワイン好きな人は、一緒に食べるとたまらないだろうなと思います。珍味的なものに近いのかもしれません。

生産者さんが、「放牧している牛のミルクを使用しており、干し草の臭いがする」と仰っていましたが、確かに草の臭いがします。それはいい匂いとは違うのですが、なんともいえないクセになる匂いです。

新たな食体験をさせて頂き感謝です!

購入したチーズは北海道足寄町の「しあわせチーズ工房」の「幸-sachi-」です。オンライン販売もされているようですので、よろしければぜひ。