スーパーで買い物をしていて、「洋酒ケーキ」「バイヤーおすすめ」の文字が目に飛び込んできた。一瞬だけ考えたが、すぐに買い物カゴにインした。
こう書くと、まるで飲兵衛みたいだが、むしろお酒はほとんど飲めない。飲まないではなく、飲めない。遺伝的に酒の分解酵素が少ないのだろう。両親もほとんど飲めないので、実家では、135mlというごく少量の缶ビール1つをを3人で分け合って楽しめる。ビールの爽快感は好きだが、飲むとすぐに赤くなるタイプだ。
なので、なぜこの洋酒ケーキにピン!と来たのかは、自分でも不明だが、この直観は正解だった。カステラ生地に洋酒が惜しみなく浸されていて、とても美味しい。特に底の部分がしみしみで、たまらない。
そういえば、ブランデーやラム酒をしみ込ませたパウンドケーキはよくあるが、パウンドケーキとカステラの違いはなんだろう。調べたところ、カステラにはバターが入っていないそうだ。なるほど、だからカステラは、あっさりしているのだ。(ちなみに、くにひろやの洋酒ケーキにマーガリンは入っている)
再びスーパーに行って、まだ売っていることを確認し、買いだめしようか悩んだが、やめた。
買いだめは私には適さない。我慢ができず、すぐに食べてしまうから。もし、今度行って、販売してなければ、自分でカステラを焼いて、作るしかない。